とりあえず日記

"普通二輪は小型二輪に限る" ドラえもんと同い歳 ジョウト地方コガネシティ在住

新 のび太と鉄人兵団

新・のび太と鉄人兵団
 〜はばたけ 天使たち〜


恒例になった公開初日・初回の鑑賞
2006年以降の映画ドラえもん
一番面白かったです


ドラえもん 2011映画バージョン
キャラクターの印象が
いいほうに
180度変わってしまいました


以下ネタばれ









冒頭なにやら唄で始まる
メカトピア誕生のシーン
 いきなり原作とは異なり
 この"唄"が重要な要素となり話は進んでいきます


ボーリングのカタチをしたザンダクロスの電子頭脳
今回の映画では名前も"ピッポ"
 ヒヨコみたいなオリジナルキャラクターの造詣に
 これが発表当初は
 視聴者に媚びてる感じがして
 印象が直前までよくありませんでした


ジャイアンの酷いリサイタルに
ピッポが対抗して
冒頭の唄を歌います
 不覚にも聴き惚れてしまい
 ジュドとリルルのエピソードも映画オリジナルで
 好感が持てました


壊れて"ゴミ"と称されたジュドを
リルルが"必ず助けるから"
と自らの部品を補充して
ジュドと文字通り心を通わせることになります
 このエピソードもまた
 エンディングで重要な要素となっていきます


当初ジュドはリルルを助ける為だけに
のび太たちに協力したふりをしますが
彼らと行動を共にしていくうちに
メカトピア当初の目的
"人間・地球人の奴隷狩り"
に疑問を持ち始めていきます


一方でメカトピアの首領の下に報告しつつも
逆世界の秘密を明かそうとしないリルル


彼女に処刑が下されようとした時
ザンダクロスの頭脳として
メカトピアと戦うことを決心した
ピッポたちに救出されます


しかし祖国を裏切れない彼女は
スモールライトで小さくされ
カナリアの鳥かごに収監されてしまいます


決戦の真っ最中
事態の解決をはかるべく
メカトピア誕生前の時空へと
タイムマシンで戻ったリルル

ロボットに不足していたモノが
ジュドやしずかちゃんたちに寄せていた
またピッポのび太たちと感じていた
"気まぐれ""変な気持ち"と称する
行動・感情であったことに気づき
自らの存在を否定する博士の作業を
補完していきます


生まれ変わったリルルとピッポが新たな姿で登場する
清々しいラストでした
 http://doraeiga.com/2011/



 タケコプター取れてるし…


p.s.
来年の映画は
絶滅動物が出てきてたので恐らく
ドラえもん (17) (てんとう虫コミックス)
コミックス17巻に収録されているお話が元になっているだろうと思われます


p.s.2
今回の映画の脚本は清水東というお方
ドラえもんのTVの担当は以下の通り
2010/7/9 海坊主がつれた!
2010/8/13 みんなで体をとりかえっこ
2010/9/10 ワの字で空を行く
2010/9/17 その日、すべてがネズミに!
2010/12/3 恐怖のジャイ子カレー
2011/1/14 空飛ぶ!野比家のコタツ
2011/2/4 ジャイアンの家を大改造
2011/2/11 鏡の中の世界
2011/2/25 四角いドラえもん


p.s.3