1979年(昭和54年)
12月映画原作「のび太の恐竜」が
コロコロコミック誌上で連載開始される
初めて買ってもらった
てんとう虫コミックス10巻の
最終エピソードにもなっていた「のび太の恐竜」
見慣れたストーリーにコマが加筆され、
後日譚が新たに描き起こされたシーンに
ワクワクしたものである
恐竜時代に行った後
定員オーバーで
タイムマシンが壊れてしまうといった
手に汗握る展開
藤子F先生のライフワークともなり
映画になると頼もしいジャイアンは
ここから始まったのだ
後日まとめてカラーコミックスとして出版された
まんが、カラーコミックスの部分に"箔"がついている
冒頭数ページをフルカラー化
以降中盤まで2色印刷
カラーデザインは、しのだひでお先生が手がけていた
↑後にてんとう虫コミックスで単行本化された中表紙とは
少しデザインが違う
ピー助の顔の長さや
のび太の手の位置や肩
ドラえもんも微妙に異なっている
ドラえもんの手と足が
暖かみのある肌色で着色されているのは
藤子F先生のこだわりだったと
どこかで読んだ記憶がある
(残念:裏がとれず)
モチロン劇場へも足を運んだ
大きなスクリーンでも所狭しと恐竜が暴れまわり
プテラノドンの大群に襲われ
カーチェイスで敵を翻弄し
滝に呑まれる主人公
♪オッレーはジャイア〜ン!ガキ大将!
原作にはない
"かべやん"ことジャイアンのリサイタル初披露?
カッコイイタイムパトロールのBGM
ピー助との別れ
武田鉄也作詞のエンディング.........
劇場映画の興奮冷めやらず
ドラマレコードまで手に入れるのだけれど
子ども心に非常にショックだったのが
ドラマ部分が大幅にカットされていたのだ
(確認したところダイジェスト版収録だったようです)
http://d.hatena.ne.jp/koikesan/20060914
後にテレビでも放送され
カセットテープに録音することで
大幅なカットシーンは補填されるのだが
子供心に間抜けだったのは
当時主流だった60分のカセットテープには
到底全編が収録できないのに
録音ボタンが上がってくるのを防止できれば
そのまま録音できるものと考えていた当時の自分は
録音ボタンが上がってこないように
ひたすらボタンを押し続けることで
全編収録できるものと思い込んでいたのだ
当然、後半部分は録音できなかったのだが
ビデオやDVD・ハードディスク録画が当たり前になった昨今では
それもまた懐かしい思い出(失敗談)である
関連リンク
http://blog.goo.ne.jp/hballoon/e/378edab2e3c3fa9b67fbaf2688930aee
http://d.hatena.ne.jp/koikesan/20060201
http://homepage.mac.com/wayang_gamelan/interview/fukutomihonda/index.html
http://shirow.asablo.jp/blog/2005/11/08/134820