王様のレストラン
http://www.bsfuji.tv/top/pub/ousama.html
おお!
今日からBSフジ17:00〜
「王様のレストラン」
はじまるじゃん!
1995年放送当時、取材された新聞記事に
三谷幸喜が「映画がんばれベアーズをモチーフにした」
旨コメントしてました
ロケ地はこちら代官山の「マダム・トキ」
http://www.madame-toki.com/
★第一話
千石さんが落ちぶれたフレンチレストランを
ボロクソに批判する説得力あるシーンから
サーモンの臓物パイ(別名ハラワタとサーモン)をひと口食べた後に
シェフを呼ぶところへのくだりが、もう絶妙で
特撮怪獣のオモチャがシンクロするシーンも
ギャグでありながら血縁の裏打ちにもなっている構成の巧みさ加減は
三谷幸喜の真骨頂
★第二話
登場人物の名前が鎌倉幕府のモジリであるだけでなく
"アラカルトをわざとオーダーしてしまうのは
松本幸四郎の歌舞伎代表作で
白紙の巻物を読み上げる「勧進帳」を髣髴とさせる"
と放映当時真っ先に解説してくれた
MBS深夜番組「テレビのツボ」の功績が懐かしい
★第三話
赤字→経営難→リストラ→打開策
という元経理マンの禄郎オーナーが手腕を発揮
フリオのいとこのマリオのディナーチケットを
即行で売りさばく、和田くんが極悪
★第四話
気に食わないな千石さんを懲らしめるため
仕事をストライキする従業員達
「肉は金がかかって家計簿が赤になって大変だから
赤ワイン」出典サザエさん
ノリトモさんこと支配人役の西村雅彦節爆発の回である
これでもシェフの息子だ!とカッコつけて行ってみたはいいものの
バーカウンターにおいていった上着に入れていた
家族の写真をよりにもよって三条さんに
という波乱まっしぐらの展開は、次回へ続く
★第五話
メイキングオブ「オマール海老のびっくりムース」
もうこれだけでお腹いっぱい
誰一人欠けても完成しなかった
密室劇ならではの構成
完成度の高いエピソードだす
しかし大庭(おおば)さんこと白井晃さんのシーンは
秀逸やなぁ
自身で演出してるのかな?
壁際にカメラを据えたような
独特のカット割なんよな
★第六話
唯一思い入れのないエピソード
って思ってたけど
結構三谷舞台節炸裂やったんやね
★第七話
ホント大好きな回
三谷作品恒例の赤い洗面器も出てくるし
村井国夫がハリソン君にみえてくる
近藤芳正さん上手いよなぁ
てっきりサンシャインボーイズと思ってたんやけど
三谷台本の舞台では客演やったんやね
★第八話
ラストの千石さんとしずかのカウンターでのシーンが素敵
ソムリエ大庭さんがさりげなくワインを注ぐとこもカッコイイんだよな
★第九話
ベルエキップのクラブ活動
♪本気だぜ好きなのさ〜
意外な方の音痴が発覚
★第十話
週刊SPAに載ったベルエキップの記事
ワザとらしい梶原(自称デニーロ)
地下のワインセラーにたてこもる野郎ドモは
仕事に誇りを持つ大庭さんのカツで眼が覚める
一流のレストランの定義とは?
そして千石の出した結論は?
★最終話
前回から1年後の話
久しぶりに観たけど
やっぱ「王様のレストラン」
"素晴らしい"