富山の
高志の国文学館(こしのくにぶんがくかん)
企画展
まんが家
藤子・F・不二雄の「SF」(すこしふしぎ)
に行ってきた
いやぁ
やっぱいいわぁ原画って
個人蔵の原画って
どういう経緯で所有されてるんやろね
やっぱF先生から贈呈されてたりするんかな
今回興味深かったのは
雑誌に掲載されていた版と単行本に収録された版の違い
「ミノタウロスの皿」
「ひとりぼっちの宇宙戦争」
「みどりの守り神」
「T・Pぼん」平家の落人
「21エモン」最終回
など
「ミノタウロスの皿」
なんかは
雑誌掲載版の方が
コマは少ないねんけど
なんでこのシーンを描きなおしたんやろと思うくらいの完成度
主人公が段差のとこで悩んでいるトコや
ポケットにレーザーガンをきっちり握りしめているトコなんか
いい演出なのになぁ
http://kuromakumiai.web.fc2.com/minotaurosu.html
「ひとりぼっちの宇宙戦争」
雑誌掲載版は赤と黒の二色刷りで捨てがたい
...んやけどやっぱ単行本収録版が
一色にもかかわらず
水彩?で陰影出てるんやもん
超カッコイイんよ!
http://kuromakumiai.web.fc2.com/hitoribotti.html
「みどりの守り神」
は、あの見開きが
単行本用の書下ろしだったとは
恐れ入りました
http://kuromakumiai.web.fc2.com/midorinomamorigami.html
原画じゃないけど
劇団21世紀FOX(?記憶違いだったらゴメン)
かなんかの
パンフレット掲載文が
落語口調になってて
F先生相当ノッテおられるようで
なんか読んでるこっちまで嬉しくなってくる
「ボクのSFは
"SuこしFuしぎ"」
と解説してくれてた
そうそう
高岡地域地場産業センター緞帳の実物も
切り絵原画と一緒に展示されてました
でもねぇ
サイズは違うんやけど
やっぱ切り絵の原画の方がいいんよねぇ
子供たちのクチが違うのよ
あの純真無垢な藤子Fクチなんよねぇ
館内の壁はこんな感じで
よく見るとトコロドコロ葉っぱのエンボス加工がしてある
※調べたらアルミパネルなんやって
越中万葉で詠まれたものらしい
http://www.okamura.co.jp/service/bp/museum/koshibun.html
これらはやっぱ土管の前やドアの向こうに立って
撮影するのが正しい楽しみ方なんやろな
高校生以下は入場無料なので地元民は
これを機会に眼の保養に行くべし!
特製カード二択でもらえるらしい
おいらも欲しかったぞ
もひとつ忘れてた
会場では"抽選で10名に素敵な景品がプレゼント"される
クイズなるものもあって
初級編と中級・上級編に分かれてた
初級
緞帳の乗り物は?
絵本コーナーにあるひみつ道具は?
ドラミのしっぽの形は?
ドラえもん青色になる前は?
ドラえもんのしっぽにつかまっているのは誰?
中級・上級編
「漫画少年」で初めて特賞入選した作品は?
藤子先生サインの組合せアルファベット2つは?
足塚不二雄名義で初の別冊読み切りは?
藤子F先生が幼い頃、とくに強烈な印象を残した物語は?
高岡駅米寿記念入場券でドラえもんが飛んでいる名所は?
星を持って飛んでいる女の子は?
でもこれで藤子Fと全く関係ないものもらっても
微妙やろな...