世界のクロサワの映画が

DVD普及版としてリリースされるらしい

自分のクロサワ映画初体験は
リマスター劇場版「七人の侍」である

何のキッカケだったかは忘れたが
フラッと寄った劇場で途中から観たと思う

それも最後のクライマックス合戦シーン

当時は入れ替え制ではなかったので
しばらくしてまた冒頭から見直した

観終わった後
まさに衝撃だった

こんな面白い映画があったなんて！

それまで
そこそこ映画、特に洋画を
観ているつもりだった

邦画は半分バカにしてた
つまらないし、
たいしてテレビドラマと代わり映えしなかったし

「七人の侍」は別格だった
というかそれまで観た映画と比較しても
全然違った

それから
「七人の侍」特製パンフレットに掲載されていた
クロサワ映画を片っ端から観ていくことになる

「蜘蛛巣城」「野良犬」「赤ひげ」
「用心棒」「生きる」「静かなる決闘」
「酔いどれ天使」「生きものの記録」

「隠し砦の三悪人」はSTARWARSに影響を与えたので有名らしいが
なるほど、冒頭のケンカシーンやストーリーのプロットは
STARWARSの第一作(EPSODEⅣ)そのままだった

三船敏郎が疾走する馬にまたがって
両手で刀を振り回すのが圧巻だった

総じてモノクロばかり観漁った

なぜかカラー作品に触手が動かなかったのは
不幸中の幸いだったかもしれない

　よく考えたら「乱」が
　クロサワ映画初体験だったことに気づいた
　そういえば学校の映画鑑賞で
　なんばまで観に行かされたっけ
　でもつまらなかった印象のみ

中でもお気に入りは
「椿三十郎」
「天国と地獄」
「悪い奴ほどよく眠る」
である

WOWOWで録画したVIDEOもあるけど
普及版も欲しいなぁ

「七人の侍」のパッケージ写真
カッコイイもん

再三言ってるけど
「七人の侍」「椿三十郎」を観たことのない日本人は
ほんと損してると思う

日本人なら観るべし

余談だが
自分は、1998年頃
生前の千秋実さん(「七人の侍」平八役)に
バス席を譲ったことがある
三船プロ前で下車して行かれたので
おそらく間違いないだろう