学級文庫

私が"藤子不二雄"のマンガを意識したのは
いつからだったのだろうか?


小学校の頃
教室には"学級文庫"と称して
クラスメートの持ち寄った本が
いくつかあった


児童文学作品や科学雑誌にまぎれて
自宅が化粧品店を営んでいたK君が持ってきた
"ドラえもん"があったのだ
表紙カバーがどこかにいってしまってついていない
てんとう虫コミックス4巻、5巻
当時はまだ藤子不二雄名義で一冊320円くらいだったと思う

  後日追記
  http://shirow.asablo.jp/blog/2009/05/29/4383679
  そうそうこんなんやった!
  カバーないのん、こんな絵柄やってん!
  オイラの持ってる版はどうなんやろ
  改めてみてみよ
 

ドラえもんが掲載されていた
小学館の学習雑誌は購入していたので
ドラえもんのマンガを初めてみるということではなかったのだけれど
"マンガの単行本"というものがあるということを
初めて知ったんじゃないかな?


雑誌ではいくつかの読み物の中のひとつの
"ドラえもん"だったのが
この単行本は はじめからおわりまで
"ドラえもん"づくしなのだ


その中でも異彩を放っていた
タイムパラドックスの傑作
5巻"ドラえもんだらけ"のインパクトは大きかった
 2時間後のドラえもん
 4時間後のドラえもん
 6時間後のドラえもん
 8時間後のドラえもん
との注釈コメントがなんとも絶妙である
所狭しとドラえもんが何人もいて
性格も時間によって微妙に異なってたりするのだ



近所の大手スーパー
ブームでボーリンク場も併設されていたこともある
ダイエーの書店へと自然と足が向いていた


初めてみるカラーの表紙カバー
「こんなドラえもんばかりが掲載されている単行本を
 自分の手元に置いておきたい!」
数あるうちの(当時12巻くらいまで刊行していた)中から
いわゆる"ジャケット買い"で選んだ一冊
生まれて初めて単行本を買ってもらったのが
てんとう虫コミックス第10巻である
ドラえもん (10) (てんとう虫コミックス)
▼第1話/おそだアメ▼第2話/人間切断機▼第3話/アパートの木▼第4話/ようろうおつまみ▼第5話/見えなくなる目ぐすり▼第6話/いつでも日記▼第7話/百年後のフロク▼第8話/夜を売ります▼第9話/XYZ線カメラ▼第10話/ニセ宇宙人▼第11話/お天気ボックス▼第12話/いないいないシャワー▼第13話/ハリ千本ノマス▼第14話/人形あそび▼第15話/弟をつくろう▼第16話/動物がたにげだしじょう▼第17話/たとえ胃の中、水の中▼第18話/ねがい星▼第19話/人間ラジコン▼第20話/スピードどけい▼第21話/のび太の恐竜
(〜Amazon抜粋)
こうしてエピソードを列記するだけでも
初めて何度も何度も読み返した単行本で
最も思い入れのある巻なだけに
脳裏にコマがよみがえってくる


コレクターの見地から今では考えられないのだけれど
本を手にしたときに手前に来る"腹表紙?"に
辞書のように油性ペンで印をつけてたりしたのだ


おそだアメ
 ネーミングが浅田飴のパロディに気づくのは後年


人間切断機
 「本当に切るやつがあるかぁ!?」


見えなくなる目ぐすり
 "ここで賢明な読者ならお気づき"
 と藤子不二雄がストーリーの解説で登場
 (当時まったく気づけなかった自分...
  更には、お2人でドラえもんを描いているもんだとばかり思っていた)


百年後のフロク
 島根の県庁所在地が"松江"であることを覚えたっけ
 (たまに愛媛の松山とゴッチャになるけど)


たとえ胃の中、水の中
 "オパール"という宝石があることを知った
 妙にドキドキしたしずかちゃんのボディラインが印象的
  これはネット上でも、同じような感想があるので
  おそらく藤子先生も意識して描いてたのでしょう


のび太の恐竜
 劇場映画第一作目となる中篇のエピソード
 「鼻でスパゲッティを食べる機械を出してくれぇ」


(注意)
文中のセリフはうろ覚えなので
必ずしも正確ではありません
また最新の版では改編されている可能性もあります