クレヨンしんちゃん
確かに下品なアニメである
元々大人(青年)向けの漫画雑誌で
連載していたこともあるだろう
だがしかし
劇場版クレしん
以下2本は
"激情版"なのである
キャラが器ものではあるが
宮崎駿の劇場版初監督にして最高傑作が
「ルパン三世 カリオストロの城」であるのと同様
21世紀になって2年連続公開された
クレヨンしんちゃんをフォーマットに使用したこの作品は
原恵一カントク脚本の奇跡の傑作になっている
オトナ帝国は21世紀という節目に
「千と千尋の神隠し」「モンスターズ・インク」
という話題作に隠れるようにして公開されている
恥ずかしながら劇場でノーチェックだった自分は
後年、この作品を絶賛しているホームページを垣間見て
遅ればせながら唸ってしまった次第である
とにかく観てほしい
クレヨンしんちゃんとしてだけでなく
アニメとしてだけでなく
映画史に残る傑作といっても過言ではないだろう
恐るべし
クレしん激情版
である
オトナ帝国の逆襲
セリフ皆無のあのシーン
子持ちの男性
恥ずかしがらずに泣いていいのだよ
戦国大合戦
タイムスリップもののSFではあるのだけれど
時代考証ガチガチの真面目な
戦国ロマンス映画になってる
原カントクは副題を"青空侍"にしたかったらしい
SMAP草なぎ・新垣結衣で実写化された
「BALLAD 名もなき恋のうた」は未見
BSアニメ夜話でもとりあげられたオトナ帝国