小型二輪MTで引くえもん

前夜までは
かつて住んでいた
北方面へ繰り出そうと
思っていたのだけれど

ふと
100年ドラえもんの全巻(7万円)購入特典である
「引くえもん」を置いてる図書館って
ないのかと調べてみた

藤子F先生の生誕の地である
高岡市の図書館に置いてあるのは
当然として
他にも置いてないかと

で、思い出したのが
国際児童文学館

かつて万博公園にあり
利益追求政策で縮小を余儀なくされ
現在は東オーサカに移転している

蔵書検索したらありましたよ
で、急遽予定変更
有料駐車場はあるけど
駐輪場有無は曖昧だったので
行ってから判断しようと

現地到着
単車も置ける
無料の駐輪場があったぞ

開館数分前だったので
しばらく待機

で、閲覧申込みをして
いざ拝読

『引くえもん』
おお！
　ドラロゴでデザインされとる

後ろから読んでみる

奥付に藤子マニアお馴染みの名前
　シライシロウさんも

掲載内容
・サブタイトル
・ひみつ道具
　名称不明
　持ち物
・頻出キャラ・道具一覧
・キャラクター
・てんとう虫コミックス全45巻目次

26巻「水はみていた」
　瓶に"レイダース"って書いてある
　　そういやこの道具
　　映画館に録画のできる水を吊るしておいてって
　　今じゃ映画泥棒で訴えられるよな

7巻「山おく村の怪事件」
　読んでた当時
　子ども心に,このハナシ怖かったんよな

・ひみつ道具
　自動コジ機とかNGなんやろな

　全45巻に収録されなかった
　　ロボット犬「チューケンパー」は
　　やっぱ掲載対象外なのか

・キャラクター
　野球少年(61)
　　ふはは61人も脇キャラ網羅してる

　"車"って
　　出てくるクルマを全部網羅してるのか
　　ヒャーお疲れさん

　近所のおじいさん
　　例外なくツルツル頭やん

・持ち物　"スパナ"って
　（ブはははドラえもんだらけのヤツや）

『引くえもん』
てんとう虫コミックスの再読を促進する
触媒みたいな、もん　かな

ここまでフリ切った感のある企画だと
あとは時代毎の絵柄（タッチ）で区別するような
マニアックな考察くらいしか
残ってないかも
（同人誌ネオユートピアとかでは既出ネタかもだけど）

2時間くらい読み込んで満足したので
別の本も閲覧申込みしてみる

1冊は蔵書検索でヒットしてた

ので
別の1冊は書名を伝えて
学芸員さんに相談してみた

該当図書はないけど
学芸員さんが
似たようなのを片っ端から出してくれてた

見慣れたジブリ文庫はお断りをしたけど
鈍器のような
なんだかドデカいのは初めてみる書籍


「これは目的の図書ではないけど
　閲覧したいです」とお願いした

これは…
今年出版されたばかりの3刷だけど
ジブリ美術館のイメージボード集
　メイキング本じゃん
おまけに企画展の構想図版も
（企画展図録に掲載されてたやつだ）

この豪華本
ネットで調べたら
2.5万円な代物

手元に置いておきたいけど
格納場所にも困るしなぁ

とりあえず眼に焼き付けておくべく
舐めるようにして拝読

「とてもいいものをみせてもらいました」
と返却

しばらく余韻に浸っていると学芸員さんが
　国会図書館と
　別の自治体で運営している図書館に
　目的の該当図書がある
旨を教えてくれました

場合によっては
図書館間で取り寄せも出来るらしい
（料金がかかるのかどうかは未確認だけど）
機会があれば
相談してみよう

帰りにミニストップで
従来比で割高な
シャインマスカットのソフトクリーム
　をイートインして
　（個人的にはクドくてイマイチな感）
帰宅の途につく